機能的には高低差のある階段アプローチを、夜間でも、歩行者が日中以上に安心して歩けるように【ハイポールライト(2灯仕様)】の設置位置を前後・左右にずらして光域面積を広げました。さらに夜間でも駐車し易いようにと駐車場と土留擁壁の境界に同ライトを設置することで、視覚的なストレスを軽減しています。 次に景観的な点ですが、先ずは【ハイポールライト】の独特なフォルム形状を利用することで閉鎖感のないアプローチ・アーチにしました。さらに【ハイポールライト】の設置位置や向き、そしてダウンライト数のわずかな変更だけでファサード全体が夜間でも奥行き感とワイド感が強調された、光に包み込まれるような癒やしのファサード景観を目指してみました。