神奈川県S様邸
角地のシンボルとなる明かり
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住宅の建て替えに伴い、外構も新しく施工させて頂きました。街並みに合わせるために既存のレンガ塀などは残す必要があったので、新しい住宅と調和しやすいようにクラシカルさとモダンさの融合したプランニングをしました。植栽帯がある部分は角地でもあるため、オブジェ的なもの、そして目隠しの役割を果たせるようなものを使用したかったので、ライティングを入れることを想定して透かしブロックを入れています。また、植栽を手前に置くことによって、レンガ塀を花壇に見たて、外に向けた外構を意識しています。照明は多用しすぎず、使い勝手と道路から見たときの光の美しさを意識しました。また、照明器具は植栽の中にアップライトを忍ばせたりなどをして、製品が直接見えないようにしています。透かしレンガとアオダモに光が当たり、美しい陰影ができるように心掛け、施主様だけでなく、近隣の方にも楽しんでいただければという想いで作らせていただきました。