駐車場奥の庭部分をプライベートな空間として区切るため、千本格子足付きユニットを2列に配置しました。玄関前の縦格子の色に合わせてナチュラルパインを選び、統一感を出すことができ、植栽や石類、照明器具などで足元や壁面を照らし、全体が柔らかい印象になりました。
限られた変形の敷地を最大限に利用し、遊びと機能性を追求した事務所兼展示場を目指しました。建物から前面道路までの距離が短く歩道も狭いので、正面のバランスが重くならないよう気を付けています。外からは会社の「顔」として、内側から見ると私たち社員やお客様が通る通路であり、四季を感じられるプライベートな「庭」となるよう、照明の配置を考えるのはとても楽しい作業でした。特にガーランドライトがキラキラと揺れたり、ダウンライトで照らしたトンネルの下を通るのを、ワクワクしながら完成を待ちました。