「まるでリゾートホテルに滞在しているかのような、非日常のひとときを日常に取り入れる」——そんな想いからの設計。 テラス空間には、贅沢に壁泉を配置。水の流れる音が静かに響き、昼は自然光に照らされた煌めき、夜はライティングにより幻想的な表情を生み出します。 空間全体はリゾート地をイメージし、素材や植栽、色彩計画にも統一感を持たせることで、視覚的にも心地よいリズムを演出。家族やゲストが自然と集まり、語らい、癒される「集いと安らぎの場」としての機能も担っています。 照明は壁泉や浮遊ステップのラインライト、植栽の立体感を際立たせるよう丁寧に配置。光と水が織りなすこの景観は、昼夜を問わず美しく、住まう人の心を静かに満たしてくれることとなります。
「和」の趣を現代の暮らしに調和させ、内と外をつなぐ景観づくりをテーマに設計しました。 建物内からふと視線を外へ向けたとき、四季のうつろいと共に心を和ませる庭の景色が広がり、暮らしの中に“余白”と“静けさ”をもたらします。 植栽や石材の配置には日本庭園のエッセンスを取り入れつつ、過剰にならず、住まいとしての機能性との調和を重視。外からの目線にも配慮し、玄関前には控えめながらも品格ある間接照明付きの門壁を設けました。 夜間には照明により陰影が生まれ、昼間とは異なる表情で“和の美”を演出しています。 家の中にいても、外にいても、常に自然との対話が感じられる。そんな「内と外の美しいつながり」を意識した外構に仕上げました。