A様邸は、自然の中に溶け込む住宅を品格を感じるように、自然の物とシンプルな素材で構成しました。 洗練された空間にしていくことを考えて、商品の選択もシンプルに機能的にを念頭に置き、植栽も山採の落葉樹をメインに選びました。 ゆったりとした段差の中、植栽の木漏れ日をくぐっていくアプローチは圧巻です。
アプローチは大胆に同じ大きさのものを敷くのではなく、クレモナプレート、クレモナピースを織り交ぜて単調にならない組み合わせにこだわり、つまらないアプローチにならないように工夫しました。ブラウンの色をあえて選んだのは、建物のクールな色合いに対して、植栽とブラウンの組み合わせで、温かさと安心感を視覚的に持たせる効果を狙うためです。植栽が無い現場であったらホワイトと無難な色を選んでいたと思います。実際、現場で昼と夜の雰囲気を見ると、その効果をより感じることができました。