熊本県南最大級の結婚式場にオブジェを造らせて頂きました。会場メイン席と正対する位置(の屋外)になります。南欧風の会場コンセプトに沿ってスペインやモロッコにある貴人の別荘のテラスをイメージして仕立てました。一対のオリーブ(別名:夫婦の木)を前に、光を纏ったガラスの柱が幸せな門出を迎えた二人を祝福し、ゲストを惹きつけ特別な一日として印象付けます。
浮き階段+ライティング、打ち放しのウォールなど施主様の好みを反映したファサードのトータルバランスに満足されておらずリフォームの依頼を頂きました。階段を延長して踊り場を設けることでゆったりとした納まりを実現できました。また縦格子を設けることでアプローチをややクランク状にして全体の見通しを遮ることで更なる奥行感を演出しました。ライティングについては階段に加えてアートボードで覆ったウォールをグランドライトで印象的に照らし、ようやく熱望されていた「真」の輝きにたどり着くことができました。