神奈川県N様邸
既存の緑を活かしつつ、想像を超えた寛ぎを生むガーデンリフォーム
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愛着を持って育ててきたお庭、もしリフォームするとしても少しはその雰囲気は残したい、という方は多いもの。N邸様邸もやはりそんな思いをお持ちでした。木々の剪定など手間を考えるとお庭を何とかしたい…とはいえ、すべてをゼロに戻すのは心惜しい。 確かに丹精に育ててこられた以前のお庭の様子を見ると、深い緑が感じられ、それらを活かしたいお気持ちが伝わります。 そして、もう一点気にかかっていたのが、大事な愛車が雨ざらしになっていたこと。 紫外線や風雨にさらされると、どうしても車の輝きは早くに損なわれてしまいます。いわゆる既製品のカーポートを付けてしまえば解決ですが、それでは庭との調和が図れず、景観が崩れてしまうのでは…という不安もあったようです。 この課題にプランナーがご提示したのは、どこまでも美しい庭にこだわり、魅せる、憩うことをイメージしたプラスアルファの”リノベーション”。既存を活かしつつ更なるお庭の可能性を引き出すプランです。 ヒントとなったのは、ご主人様が以前よく行かれた軽井沢。仕上がった玄関まわり、お庭からは家にいながらにして、深い緑の木々に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる雰囲気づくりが要所に感じられます。 シャッターゲートが開くと、そこはまるで高原のリゾートホテルにでも到着したような高揚感に包まれます。床から壁の立ち上がりにまで連続して貼られているのは天然の乱形石。室内から眺めた時の視覚的な広がりも計算されています。 また、犬走りとの境界は視界が通る透明のビュースルーフェンスに。室内からまるでショールームのように愛車が見えるように工夫されています。もちろん、車がない時でもカーポート内であることを忘れてしまうようなラグジュアリーな空間です。