日中とは表情の違う庭。日中は青のアクセントラインの効いた、シンプルながらナチュラルなスタイルのエクステリア。夜は暖色の光の衣を纏い、温かみのある夜の表情へと変化します。床タイル面に光源を近づけることにより、歩行時にも効果的なライティングと見た目の美しさも確保したライティング。葉色の優しいグリーンの樹木は、葉裏に光を当てることにより、一層樹形が際立ち、美しく見えます。
その夜を東北、そして日本のスタンダードにしたい。美しい街並みの夜の表情をつくるために光の化粧は必ず必要です。構造自体も玄関に向けて絞り込み、それに合わせて光も誘導するように絞り込みました。ポールライトはできるだけ構造物に寄せて使用し、少ないライト数でも反射光を利用し、明るくみせるようにしております。アッパーライトは樹木を照らすだけではなく、壁面に映し出す影すらもデザインの一部として考えております。