ライティングのポイント
ポールライトの高さを変えたのは、その背後の茶系の木目ブロックとのバランスと、少し低くしたほうが、周りの低木に光が当たると考えたからです。3本の樹木についてですが、写真の関係上は一つしか見えてませんが、どれもスポットライトで照らしています。ですが、それだけだと明るさが不十分だと感じました。なぜかというと、向って右側の木は、エゴノキといい、夏場の日差しを遮る日除けの役割として入れましたが、葉張りがあるので、スポットライトだけでは光量が足りないからです。そこで、ポールライトの拡散する光を加えて、真ん中のアオダモ、右側のエゴノキ両方に光があたるように考えました。
外構プランのポイント
3本の木、それぞれ魅せ方を変えました。手前右側の木は、水平ラインを強調したフレームで重ねて抜け感を出しました。真ん中の木は、白い壁面に落葉樹を重ねてクリーンなイメージを作り、奥の常緑樹は、隣の窓に少しかかるようにし、目かくしの意味合いもこめて入れました。
PRコメント
弊社は機能性と意匠性を意識して設計・施工をしております。木を配置するにしても、目かくしとしての効果、日よけとしての効果、そしてライティングをした時の意匠性。街並みの美しさに貢献できているかという外から見た美観、また、家の中のリビングから植栽がどう見えるか。こういった点を考慮し、日々現場を作っております。