ライティングのポイント
照明計画において意識したのは、自立壁の手前と奥で、明るさの緩急をつけることでした。
暖かな光の空間が広がる壁の奥側とは対照的に、手前の自立壁は笠木の下にドットレスLEDバーを仕込み、上からシャープな光で照らしています。
ドットレスLEDバーを笠木に取り付ける際は、下に向けると少し照り返しがきつくなるかもしれないと思い、光源を横に向けました。
笠木用のレール付き商品はないのですが、柔らかいので取り扱いがしやすく、強力な両面テープで留めたので施工はいたって簡単でした。
ただ、全長4.8メートルの壁の上にLEDバーを貼った長い笠木を2人がかりで載せる作業がちょっと大変だったようです。
外構プランのポイント
天井までの大開口の窓を中心にプランを検討しました。
道路からの目隠しはタイル壁と植栽で行うこととし、BBQをするためのタイルテラス、窓越しに日々樹木を眺めること、間接光に照らされる樹木が綺麗に見えるよう、エバーアートボードユニットフェンスを建てることが必須でした。
樹木の葉が窓前にくるように2.5m~3m程度の樹木を選びました。屋根がせり出しているので、日中は案外窓が隠れてくれます。
色味は全体的にグレー系で統一し、華美にならないよう努めました。
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