ライティングのポイント
照明の変化ある動きを景観塀に映す試みについて、光の反射角など考慮し、照明器具を水面際に設置し、乱反射が映るよう照明の高さの位置を出すのに時間を費やしました。水盤より溢れ落ちる水面のさざ波による光の乱反射が、景観塀に映る変化など動きのある光の演出を試みました。
庭作プランのポイント
日本庭園の基本手法を生かし、景石は景観塀に置き換え、小流れは段落ちの小魚観賞用の池、余地空間においては、白砂を白色のタイル貼りとして鑑賞と実用を考慮し、広さを感じるように作庭しました。又、みんなで楽しむ憩いの場として多忙なお施主様の一夜の安らぎを、夜の照明演出により感じて頂けるように致しました。
PRコメント
当社は半世紀にわたり造園業を営み、作庭については「常に心に感じる癒しの場」をお客様に心がけており、100%自社施工を行っております。近年においては、建築様式、施主様の多種多様の要望に伴い日本庭園の様式及び構成資材の大きな変化が生じていますが、日本庭園の基本手法を生かし、庭作りに携わっていきたいと思っております。