ライティングのポイント
エントランスに一番近いツリーは大きいモミジです。調色リングのアップライトで、モミジの四季の演出が狙いです。背景となる外壁のライトアップと喧嘩しないようモミジの配置にも気を配りました。更に、道路側の植栽にも調光リングのアップライトで強弱をつけた光による奥行き感を出しました。一番苦心した点は、この地区の建築協定による塀の高さ制限。敷地と建物の大きさに対して低い塀のアンバランスさを樹木と照明の配置で変化を持たせ、明暗のメリハリを出しました。
ライティングへのこだわり
全体のバランスを重要視した外構プランです。また、ちょっとした遊び心やミステリアスな空間も一般住宅にあっても良いのではと考え、前庭の中心に自然石の平板のテラスを設けました。そこは半プライベート空間でもあり暗闇に浮かび上がるステージのような特別な場所。あえてテラスは暗くさせ高さを違えたWの塀に合わせたWの間接照明を配し、音さえも掻き消すような幻想的な空間を演出しました。
PRコメント
外構の設計は建物の新築と同時に実施される方が多いでしょう。家には夢があり、家族の思いが込められています。そして、エクステリアにもその想いを担う役割があり、外構造園業者である我々にはその責任があります。建物全体のイメージを損なわないようエクステリアをデザインする。何気ないものにアイデアがあり、見る人を心地よくする。建物全体が施主様のすばらしい作品となる様に、外構造園業者であるエフは日々努力と研究の毎日です。